2010年11月18日木曜日

MTB 旧パーツ発掘&ペダル清掃

MTB関係の古い荷物を整理して内容確認しました。

カンチレバー仕様のXTブレーキパッドやアーチワイヤーなどはもう使いそうも無いです。チェーンは絶版品ですがHGナロー仕様で8速までなら対応可能。でも2005キャスパーはIGチェーン指定のFチェーンリングなので使えず。サンツアーのブレーキケーブルは90年代初頭の当時シマノと張り合って優れた製品を出していた頃の名残です。自分の初代MTBには同社のメカが標準で組まれていて、とても良い印象だったのを今でも覚えています。Deoreのシフトインナーワイヤーは今回の整備で使いました。



発掘品続き
米バルブ仕様の予備チューブ、LEDが主流になる前のハロゲンライト、トゥークリップなどはもう使わなそう。

簡易工具、ポンプ、パンク修理パッチ等は遠乗りで使う機会もまだ有りそう。


昔使っていたサドル。セラサンマルコ社製の「ロールス」です。ロード系の超定番サドルで当時の価格は確か7000-10000円くらい。盗まれた初代MTBで現場に唯一残されていたもの。年数が経ってますがひび割れやへたりなど無くまだ使えそう。これも機会があれば復活の予定。
説明書の袋は97年の冬頃にサンツアーのメカからシマノのDeore LXセットに組み替えた時の付属マニュアル類でした。



続いてペダルの軽メンテ。
錆びているボルトが気になっていたので交換。
回転自体は今のところ軽くごりごり感も無く良好なので、今回は特に何もせず。


分解。
ボルトは錆び始めた頃にホルツのサビチェンジャーで防錆処理して有りましたが十分では無かったよう。


ステンボルト。8本入りで数が丁度ぴったり。

いずれもっと軽い物に交換する時の為に、重量のチェック。両側で306g。

VP-700という簡易型のクリップを取り付けています。簡易型ですが結構役に立つ気がします。裏返ってる時の段差越え等で路面にすり易いのが若干の欠点か。

MTB シフトワイヤー交換

整備作業を少しずつですが進めています。
先日未使用のDeoreシフトワイヤーを発見したので使ってみることにしました。よって今回はアウターはそのまま再利用しインナーのみの交換です。



リアディレーラーも取り外して軽くメンテ。プーリーのメタル部分には柔らかめのモリブデングリスを塗布。本体は動き自体に問題は無いので無理に分解はせず、清掃し錆び止めとしてWD-40を全体に軽く噴いておきました。

取付後


エッジ部分に転倒時の傷が有ります

シフトケーブル
右が取り外したもの、ほつれや切れは有りませんがアウター無しの露出部が黒っぽく変色しています。
右が新しいケーブル、15年以上前に購入したDeore用。太さと太鼓の形状が一緒なので使ってみました。
いつもは粘性の有る保ちの良いオイルやルブを塗りますが、今回は試しに柔らかめのシリコングリスを塗ってみました。余ってた田宮のRC用を流用。



トップチューブ上のワイヤーライン。上からRディレーラー、Fディレーラー、Rブレーキの順。
画面左が前方向。この画像の時点では真ん中は未交換、上のみ新品。

現状
ライトはCAT EYEのLED3灯/単3x4タイプ、LEDライト初期の頃の製品。


HRC 2010年11月戦

表題のレースに参加しました。参加クラスはいつも通りのスポーツ2駆と4駆。
S4駆は前回に続き参加者が少なく全員Aメイン。

今回は事前練習出来た割には余り効果無く(?)また下位に沈みました。

S4駆は最終ラップで左前脚を骨折しましたがそのまま走り切って完走。長距離走での最下位ランナーのゴールイン時みたいな拍手を受けてちょっと恥ずかしかった…。

順位浮上にはまだ時間が掛かりそう。

今回の画像はフォトアルバムにて公開。
Hilltop Nov/2010

2010年11月17日水曜日

MTB サイクルコンピュータ購入

今更ですが少し前にサイクルコンピュータを購入。昔から要らない派だったのですが方針転換して付けてみる事にしました。積算走行距離などが分かるのは体力作りのモチベーション維持に役立つ筈、きっと。

CATEYEのCC-RD300W、良く見掛ける売れ筋の定番商品です。近所のお店で安売りしてたのでこれにしました。でもやっぱりバックライト付きにしといた方が良かったかも。夜は表示が全く見えません。

取り付け位置も無難にここに。

買い物用自転車の購入 

先週末に家族用の買い物用自転車を購入しました。以前からの自転車の老朽化が激しいので買い替えました。

ニューママチャリ

主使用者の希望であるセミアップハンドル&跨ぎ易い1本タイプの低床フレームの条件で探したのですがそういうオーソドックスな形状の物は減ってしまった様子で近場ではなかなか見つからず、最終的にはWebで調べて3駅隣のサイクルベースあさひまで足を運んで購入と相成りました。(去年頃まで有った近所の店舗の撤退が痛かった…)

一台買うと末永く使える物なので今回は少しだけ奮発し、出来るだけ良い物を選びました。アルミフレームで重さは17kg台、鉄フレームの一般的なものより2-3kg軽いです。変速は3段内装ギア、ステンレス製の前カゴとリアキャリア付きで錆びにくいのも良いです。

古い自転車からLEDオートライトとリアのカゴを移植して完成。新車の綺麗なうちに鉄製のスタンドなど錆の出そうな金属部分にオイル分を供給しておきました。

2010年11月13日土曜日

MTB ヘッド周りの整備

以前からステアリング周りにがたが出ていて、しかもその調整方法が分からないままかなりの期間乗ってしまったので(昔のと構造が違う)、今回は内部の確認を兼ねてバラして整備しました。なお現行AHEAD型の調整方法は調べたら簡単に判明、もっと早く調べておけば良かったと反省しきり。

バラしたところ、ベアリングと内部の受け部には特に大きな傷も無く大丈夫な様子で一安心。微量ですがグリス中に金属の粉が混じっていたので開けた意味は有ったようです。

割と状態良好

ダストシールを兼ねて、グリス超たっぷり。

グリス。遥か昔に購入後、工具箱の片隅に眠ってました。かなり硬めです。

組み上げて元通り


元から入っていたのは柔らかめのモリブデン系グリスで、乗り始め初期の頃はヘッド周りから良く滲んで拭き取ってました。今回は動きにしっとりとした重さを出したかったので、より硬いグリスを多めに入れる事にしました。組み立て直して整備完了。クリアランス調整用のトップボルトの締め込み加減は勘頼りなので、暫く様子を見て必要なら再調整するつもりです。

#車体が傾いた時にハンドルが自然に切れる動き=セルフステアは二輪が曲がる上で必要不可欠なので、それを妨げない範囲で調整しています。

参考にしたページ
ライトウェイ−自宅で簡単!メンテナンス
ライトウェイ-やさしいメンテナンス【09ヘッドパーツのガタのとり方】

2010年11月12日金曜日

木曜日ヒルトップ (with SATさん)

ヒルトップで練習。今回は旧車RC仲間のSATさんもご一緒。
レース前の御陰かお客さんは割と多くて7-8名ほど。
マシンは練習用の現行2台とお遊び用の旧車1台で計3台。

左からRB5, ZX-5, Optima Mid
 ZX-5は1パック目にメインシャーシ前部を破損してしまいました。組んだ時の最初のシャシーだったので使用期間およそ2年くらい。壊れる箇所だと聞いていた割には結構長持ちしていたのですが遂にお亡くなりに。頂き物の中古シャシーと新品が1枚ずつ有るのでそれと交換します。レース時でなくて良かったです。

破損
お昼頃SATさんご到着。途中で人命救助?など色々有って大変だったそう、ご苦労様でした。

SATさんのPITを撮り忘れました…マシンはD4、久々の現行車での走行で若干の破損も有ったみたいですが、横で見ていた感じでは割と上手く走行出来ていたように思います。そのうちHRCレースにも出るかも、とのことなので楽しみにお待ちしています。またご一緒しましょう。

SATさんD4の走行動画を結構撮ったのでそちらもそのうちアップします。

2010年11月10日水曜日

木曜日

週末のHRCレースに備えてヒルトップで練習して来ます。

旧車RC仲間のSATさんも一緒に行く事になってます。

MTBタイヤ交換

前回の続きです。まずタイヤを交換しました。
元から付いていたのはMAXXISのTOMAHAWKでサイズは26x1.95。調べたら実売価格で5000円/本ほどするタイヤで、意外と良いものが付いていたことにびっくりです。5年も経ってますがひび割れ等もなく弾力もありそれほど酷い劣化を感じません。割とちゃんとした生地の遮光性の高いカバーを掛けていた事が功を奏したのでしょうか。

購入時の標準タイヤ。MAXXIS TOMAHAWK, 26 X 1.95サイズ。


新しいタイヤはSCHWALBE MARATON、サイズは26X1.50。走行抵抗を少なくする為のタイヤ交換ですが、トレッドパターンを完全なスリックタイプにするのは抵抗が有ったので今回は有る程度カットが入って排水性能が良い物にしました。MTB用でも1.25やもっと細いタイヤも有りますが、対パンク性や外径の変化(細くなると径も小さくなる)も考慮すると1.50位までがバランス的に良いようです。またMTBのフレームは太いタイヤに合わせてフレームがクロスバイクやロードなどよりも硬めに設計されているそうなので、タイヤが細くなるとその分乗り味も硬くなるのでその面にも考慮が必要とのことです。

新タイヤ。真新しくて綺麗。

トレッドパターン。排水性能が良さそう。

チューブはパナレーサーの普通の物に。丈夫さとの兼ね合いも有るので、特に軽量なものにはしませんでした。

チューブの重さは
旧26x1.90-2.65 177g
新26x1.50          205g
で細いのに逆に重くなってます。というか標準の旧チューブが太さの割にかなり軽量だったようです。

チューブ込みの重量比較、トマホークはおよそ861g。
チューブ(26x1.90-2.65)も軽量タイプだったようで太さの割には軽いです。

#かなり誤差のある測定方法です。

マラソン+パナチューブ、およそ821g。
40g差で思ったより軽くなってませんが良しとします。丈夫さ第一ってことで。


太さとパターンの比較。かなり細身に感じます。

続きます。次回はステアヘッド周りの整備。

2010年11月9日火曜日

MTBメインテナンス

先週末からMTBのメンテをしています。

MTBに乗り始めたのは学生時代に住んでいた神戸の頃からです。
坂と言うより正しくは山と呼ぶべき街だったので周りはスクーターだらけでしたが、敢えて自転車に乗ってました。御陰で物凄く良いトレーニングになってました。アウトドア系のクラブに所属しており(探検部)専門も野外調査の有る分野に進んだので(地球物理学)、培った体力はその後も色々と役に立ちました。

当時は大学の寮に住んでいたのですが、すぐ裏手に摩耶山と言う程よい高さ(標高およそ700m)の山が有り、程よい山道とクロスカントリー向きなトレイルが散在していたのでMTB購入後は仲間と一緒に時々そこで遊んでいました。阪神淡路の震災前まで運行していたケーブルカーにMTBを積ませてもらい(空いているとき限定)中腹からダウンヒルしたりも出来て、今にして思うと相当に恵まれた環境だったと思います。

その後京都で2年を過ごし、更に札幌に移り住んでからもそのMTBに乗っていましたが、有るとき盗難に有ってしまいお別れすることに…。思い入れの有るフレームだったのと、メカを一新して組み替えてからそれほど経っていなかったので金銭と精神の両面でダメージが大きく、それから暫くは普通のタウン用サイクルに乗ってました。

その後2005年春に横浜に戻ったのを切っ掛けにまたスポーツタイプの自転車が欲しくなり、購入したのが今乗っているものです。今回は街乗り中心なのでそれほど良い物には拘らず、取り敢えず急いでいたのも有って地元のお店で見掛けたルイガノのLGS-XC CASPERにしました。正直それほど良いグレードではないので付いているメカ類も値段相応の物(ALIVIOベースでF3段R8段)ですが、メカ自体が昔よりは進歩しているので街乗りには悪くない印象です。

購入してから5年ちょっと経過しましたが、たまの週末にしか乗らないのとそれほど遠出もしていなかったので距離自体は余り乗っていません。でも都合上残念ながら室外保管でかつ庭の植物に囲まれた場所なので、カバーは掛けていても湿度で錆が出易いのが悩みどころです。時々注油や清掃などの最低限のメンテはしていましたが、今回はそろそろ年数も経って来ているのできちんと整備してやろうと思います。ただ今のメカは昔のと若干構造が違う部分が有るので、あれ?となる部分も有ったりします。なのでネット等で調べながら作業を進めています。


これから運動不足解消を兼ねて少し遠乗りしてみようかと思っているので、タイヤを今までのブロックタイプから舗装路向けの物に変更することにしました。太さもこれまでの26 x 1.95から1.50へと変更。タイヤは種類が多いので迷いますが、お店で現物をみてパターンとサイドのリフレクター塗装が気に入ったので、今回はシュワルベのマラソンという製品にしました。調べたところ割と有名で評判も良いみたいです。この辺はかなりブランクが有ったので浦島状態です。ちなみに昔はポーキュパイン(ヤマアラシ)っていう丸い台形スパイク形状のを好んで履いていました。

リフレクター塗装が施されてるのでフラッシュで良く光ります。

耐久性の高そうな製品名です。耐パンク性に優れた構造。 



続きます。