2011年9月30日金曜日

RADAC 試走&微調整

先週末の作業で無事にレストア完成したので、早速シェイクダウンしました。
いつも通り夜。交通量の少ない近所の住宅街の平坦路で感触を確かめた後、少しずつ距離を伸ばして行ってます。
海まで行くのはもう少し先の予定。夜のCR走行はこれまで通りスリックMTBで行ってます。

 9/25深夜
近所で慎重にシェイクダウン
 ケーブル末端の処理にいつものアルミキャップではなく熱収縮チューブを使用してみました(取り回し変更などで外す可能性が有るので)

割と良い感じ
 レストア前と同じ長さで揃えたシフトアウターがどうみても長かったので短くカット(画像はカット後)
 程よい取り回しになりました
 参考にした書籍類
レストア本は影響力大です

ロードのメンテ本は今のメカの扱い方や調整の基準を知りたかったので購入

右端のMTBのメンテ本は90年代前半に入手した物ですが、内容的には今と共通する部分も多く、未だに役に立ってます
 9/27
チェーンのコマ詰め
2コマ分カット
 カット前は最もチェーンテンションが下がるインナーxトップ時にボールポイントで示したRDのガイド部分がチェーンと接触していました

フロントインナーを42から39Tに変更した影響ですが、それを差し引いても元々長めだったように感じます
 携帯している修理キット

空気入れ、アレンキー、瞬着
チューブ用のパンク修理用品(レバー+パッチ)
チューブラー用に注入タイプのパンク修理剤

暫定ですがウエストポーチに入れています

 9/28深夜
境川CRにて
Wレバーの変速操作にも少し慣れて来ました




8月後半頃から走行距離のペースが落ちてます。特に9月は作業に時間を取られたためなかなか乗れませんでした。2ヶ月合計で400-500kmくらい。来月からまたペースを戻そうと思っています。


2011年9月29日木曜日

RADAC RD-1000 フレームジオメトリ

続いてフレームの詳細寸法を計測。単位はmm。
メジャーと分度器で測ってるので測定誤差は大きめです(特に角度)。
フレームサイズは実測で505mmでしたが公称では恐らく510mmと思われます。
ホイールベースはハンガー部に調整機構が有るため下記より10mm程度は伸ばす事が可能です。
図はライトウェイのFELTの記載からお借りしました。


RADAC RD-1000 部品一覧表

レストアでバラバラに分解したのに合わせ、折角の機会なので各パーツのサイズや重量を測定したので一覧表に纏めてみました。いずれも測定誤差はそれなりにあるので参考値程度です。

メインコンポーネントはシマノの600EX/6200系で、600シリーズは後にアルテグラに名前を変えて継続しています。コンポーネントの年代およびフレームとフォークの"6"で始まるS/N、ネット上の情報などからこの車体は1986年末頃の製造と判断しました。翌1987年にはSISは7速化しています。

ステムの突き出し量はNittoの商品説明に習い、ポストから垂直に測った距離(C-C)を使いました。
外観は同社の"Pearl"に相当するので、角度は71度かもしれません。

10/5追記 クランクのQファクター値(100mm)を追加しました。
10/20修正 Qファクター値は142mmの間違いでした。

部品一覧表
部品名 部品番号/名称 重量 [g] 寸法/仕様 備考
フレーム単体 RD-1000 1412 フレームサイズ C-T 505mm エンド幅127mm フレーム番号6Lxxxxx
フォーク
513 コラム長〜120mm  フォーク番号6Yxxxxx
ヘッドパーツ HP-6207/600EX 45

フレーム+フォーク+ヘッドパーツ
1970
ラグ塗装後の測定値





ハンドル NITTO Mod55 321 幅390mm φ24.0 ステム部分φ26.0
ステム NITTO 301 Φ22.2 ステム長148mm 突き出し85mm 角度72度 アルマイト剥離後にポリッシュ
ステム NITTO 193
鉄製の臼や長いビスを除くアルミ部分
エンドキャップ2個 OGK GX-200 18






ブレーキレバー BL-6209 248
固定バンド、樹脂製ガイド込み
キャリパーブレーキ 前後 BR-6208 241 39-49mm 取付ボルト長=前55/後40mm シュー無し
ブレーキシュー 純正 シマノLow Profile60 88
金属製のプレート込み
ブレーキシュー 社外品 BBB BBS-01 90
前後(4個)
Wレバー 左右 SL-6208 70 6速SIS
フロントディレイラー FD-6207/600EX 110 Capacity 18T φ28.7 1984-1987
リアディレイラー RD-6208/600EX 204 Total Capacity 28T/Max Cog Size 26T 1986-1988 プーリー間隔48.3mm セラミック軸受のガイドプーリー
クランクセット FC-6207/600EX 676 165mm 52/42T PCD130
Q Factor=142mm
キャップ込み ギア間隔6.6mm
クランクセット(インナー交換後) FC-6207/600EX 669 165mm 52/39T キャップ込み
ボトムブラケット(BB) シマノ製 326 68/116mm ボルト込み
クランク+BB(52/39T)
995
ホローテッククランクとの比較用
リングギア 純正 シマノ製 49 42T t=3.8
リングギア 社外品 DriveLine DX-130 42 39T CNC7075





リアスプロケット UG6速カセット
13-21T(13-14-15-17-19-21) トップギアねじ込み式
チェーン UG 356
108コマ





シートポスト SAKAE 300 φ25.8 L-86
サドル(純正) セライタリア 414

サドル(交換後) サンマルコ ロールス 367






ペダル 純正 左右 Pdー6207/600EX 402
クリップ無し
ペダル 社外品 クランクブラザースCandy-X 342
クリート込み





ホイール 前 Mavic Speciale Sport 770
クイック無し
ホイール 後 Mavic Speciale Sport 1120
UG 6S 13-21Tカセット込み
クイックシャフト 前後 シマノ製 159
スチール製
ハブ 前 HB-6207/600EX
100mm幅
ハブ 後 FH-6208/600EX
126mm幅
タイヤ 旧 Deming 210RV 540
2本
タイヤ 新 Vittoria STRADA ALLBLACK 564
2本
ベル 不明 57

リフレクター CATEYE RR-210-A2 43

ケーブル類一式 純正 シマノ製 130






ボトルゲージ ジュラ 青 ミノウラ 青 38

ボトルゲージ 樹脂 Topeak 54

前照灯 AKSLEN HL-120 142
ブラケット、AA充電池2本込み
後方点滅灯 Bikeguy Tristar 19
CR-2032x2込み

2011年9月27日火曜日

RADAC RD-1000 レストア完了

先月末に入手しておよそ1ヶ月、ようやく形になりました。
今回は途中作業を含めてかなりの画像を撮影しました。詳細はフォトアルバムにて公開中なので良かったら見てやって下さい。(全部で200枚超)


BS RADAC RD-1000 Restration


前回からの続き。
ハブ回りのグリスアップ

購入した消耗品など サガミサイクルとイトイ
9/23 組み立て作業 連休中に一気に完成を目指します
ロールスのエンブレムに墨入れ
簡易振れ取り作業
乾燥重量 8.93kg ライト等を含めると9kg台前半

(ようやく)完成!




以下、ビフォーアフター的な画像を並べてみました。

Before
After
Fハブ回り Before

After 割と良く回ります
リム Before

After 頑張って磨きました ブレーキ面も面研磨済み
ベルとステム Before

After
この大きなベルはチャームポイントなので交換せずに残しました
6速SISのWレバー Before

After 分解清掃で復調

チェーンリング Before
After インナーを42から39Tへ変更
スプロケット回り Before
After
変速性能は時代相応ですが一応きちんと動作します

ハンドル回り バーテープは暫定で古いのを再利用

リアビュー
MTB慣れしてるのでロードの細さは新鮮です

これで第一段階は終了。暫くこの状態で走行してみてポジション調整等を行います。
ほぼ元通りに復元したこの状態をスタート地点にして、時間を掛けて徐々にカスタマイズして行くつもりです。
アルミパーツを磨いたり古い部品を整備して復調させたりするのは好きなのですが、今回はそれを久しぶりに堪能した気がします。

スポーツ自転車に関してはかれこれ20年近くMTB一筋で来てるので、まずはロードの車体に慣れるのが先決ですね。当たり前ですが、フラットとドロップのハンドル形状の違いは大きく感じます。

2011年9月19日月曜日

MTBも

少し仕様変更しました。

ここ暫くはレイダックのレストアに掛かり切りですが、夜のCRでの海までの往復はこれからもMTBで行うつもりなので、先日購入したエンドバーと軽量チューブを取り付けました。
今履いているシュワルベマラソンの1.5は対パンク性能が高く安心感が有り良いのですが、その分重いので漕ぎの軽さを求めてチューブを軽いものに変えてみました。以前のパナ製は約200g、新チューブは110gで半分ちょっとの重さ。材質はどちらもブチルです。
旧チューブはそのまま保管。重いですがエア抜けは極めて少なくその面では優秀でした。月に一度空気を入れる程度でも全然大丈夫なレベルというのは日常用途ではかなりの長所かも。

新チューブでCRを走ってみましたが、それなりに体感出来る程度の違いは分かりました。漕ぎが若干軽くなったのは予定通りとして、他には圧を高めにしてもタイヤのクッション感が損なわれないのは意外でしたが良い感じでした。

エンドバーは長らく不要派だったのですがポジションの増加に役に立つので、安く売ってたのも有り付けてみました。近所の坂で試した感じではそこそこ役に立ちそうな感触。引き手が使い易くなる感じです。

また少し前にタイヤを1本駄目にしてしまい交換しましたのを書いてなかったので改めて紹介。マラソンはマイナーチェンジを受けていたようです。

最後に先日購入した新しいライトも取り付け。RADAC用に入手しましたがMTBとの共用も考えてます。こちらも早速夜のCRで試しましたが、これまでの超強力なハロゲンツインライトよりは劣るのは当然としても、実用には十分なレベルで割と満足の行く明るさでした。単三充電池x2で使えるライトなので手軽なのが良いですね。
MTB用にMAXXISの軽量チューブとエンドバーを購入

旧チューブはシッカロールをまぶしてそのまま保管

エンドバーの取り付け
両端に取り付けるのは好みではないのでグリップとブレーキレバーの間に装着

昨年秋に購入したシュワルベマラソン26x1.5のうち1本が夏前に駄目になったので(カーカス破損による部分的な膨らみ)新たに1本だけ購入しましたが、その間にマイナーチェンジになっていた模様
こちらは旧モデル 適正圧力範囲45-100psi

こちらが新モデル、55-100psiで最低圧力が変更に
ガード構造がより強力になり重量も若干増加
サイドウォールのロゴマークやフォントも少し変化
こちらをリアに使って前はクッション性重視で若干低め、後ろは若干高めの圧力で使う事に

AKSLEN HL-120を装着


2011年9月18日日曜日

Amazonでお買い物

アマゾンでお買い物。ここ数ヶ月、結構色々と買ってる気がします。そのせいで箱が一杯に。
今回購入したのは

  • Saito Importのクラッシックデザインな半袖自転車ジャージ
  • 5LEDでそこそこ明るめな単三x2ライト AKSLEN HL-120
  • 同ブラケット(二台目用に)
  • BBBのブレーキシュー前後セット

です。

箱 増殖中…

Saito Importのグローブ、半袖ジャージ、パッド付きインナー、レーパン
低価格で縫製も悪くなく、なによりデザインがシンプルなので好みです

ラグ塗装中

フレームの美化作業進行中です。
ここまで来たら残りはあと僅か。これが終わったら組み上げに入ります。
マスキング

メタル調シルバーで塗装

上下3カ所のラグを塗装
上部のケーブルガイドも同様に

2011年9月15日木曜日

HRC 2011年9月戦

2ヶ月ぶりに参加。残暑厳しく蒸し暑い一日でした。
久しぶりのRCでしたがそれなりに楽しく過ごせました。

戦績は相変わらず下位低迷中ですが、2駆はマシンの感触がかなり悪く不調(何処かに問題を抱えているっぽい)、要完バラメンテな感触です。車体以外にサーボやレシーバーも疑った方が良さそうな状況。時々ステアの応答が変です。

4駆は素直で良い感触で走ることが出来ました。13周出来たのは久しぶりかも。

他の趣味との兼ね合いも有るので練習時間がなかなか確保出来ないのが悩みどころですが、とびとびになってもなんとか参戦を続けられたら良いなと思ってます。


HRC Sep/2011

2011年9月10日土曜日

RADAC RD-1000 現在の状態

分解清掃作業を進行中です。現在までの様子をフォトアルバムにて公開。
画像は今後も作業の進展に合わせて追加して行きます。


BS RADAC RD-1000 Restration


ひたすらバラします
ワッシャーやスペーサーの順序、向きなど組む時に困らないようにメモったり写真を撮ると良いです

磨きツール 元々単車で使っていたものが多いです

物によっては流しで作業します 粉塵が舞わないのでお勧め

BB取り外し後 中は綺麗

フォーク 謎の文字"1001"は組んだセンイチさん? それともワッシャーやベアリングの取り付け順序?

スモールパーツをメッキ調スプレーでドレスアップ

BBはカップ&コーン式 摩耗も少なくとても綺麗

ヘッドパーツも状態良好

ビス類の錆び落としにサンポールを使ったら、何かのメッキパーツの色が移ってこんな色に
偶然ですが割と良い感じに

リアディレイラー プーリーの清掃 摩耗有り ガイドプーリーはセラミック軸受

クイック、錆び落とし後 鉄パーツは直ぐに乾かさないとあっという間に錆びるので要注意

ポリッシュ進行中 結構良い感じに

アルミリムは粉吹きとシューに食い込んだ金属片による削れ跡有り 要修正

研磨後 側面はブロックを当てて面出しを意識して作業

チューブラ貼付け面はこの程度で妥協

短期間存在したUGの6Sカセット、トップギアねじ込み式
取り敢えずフリーボディごと取り外し 10mmアレンキー、ネジは正(反時計で緩む)